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禁欲2週間の効果がすごい!身体と心の変化【データ検証】

ポルノ

QuitMateにはポルノ依存克服に取り組む人の投稿が、542人・累計3,345件のチャレンジ分ある。

リセット(失敗)の約79%は最初の1週間以内に起きている。3日以内に51%、3〜7日でさらに27%。

その1週間を越えた人の約69%が2週間まで到達する。

禁欲2週間

禁欲2週間の効果① 眠りが変わる

ポルノを見ている時間は深夜帯に集中している人が多い。SNS、気になる画像、ポルノ、翌朝のだるさ。このセットが切れる。

13日目の投稿。

最近特に変化を感じているのが睡眠です。毎日午前1時近くまで起きていた頃と比べて、朝の目覚めとだるさがまるで違います。日中の眠気もあまり感じなくなりました。

寝る前の視聴を断つと、入眠も深さも変わる。ブルーライト、興奮、罪悪感が同時に外れるからだ。

10日目に別の人がこう書いていた。

オナ禁による異様なパワーを感じるかというと実はそうでもない。でも毎日のように抜いていた日々を思い出してみると本当にだるい上に寝不足な毎日だったと思う。余計な体力を消耗せずに済んでいるのは喜ばしいし、抜いた後や観た後の罪悪感も感じずに済むからメンタルも安定してる。

ネット記事に出てくる「スーパーパワー」のような派手な感覚ではない。「だるさが減る」「罪悪感が消える」あたりが、続けた人の感想に近い。

禁欲2週間の効果② 衝動のパターンが見えてくる

衝動の来るタイミングと、来ないタイミングの差がはっきりしてくるのが2週目だ。

8日目の投稿。

二週間目かつ休日ということもあり、強い衝動が来ると身構えていたのですが、予想に反して弱い衝動すら感じませんでした。スクリーンタイムのパスワード設定を知人に依頼し、スマホからYoutube等を閲覧不可にしたことが心理的に効いているのかもしれません。

12日目には逆のパターンが出ている。

強い衝動が2回ありました(帰宅中・帰宅後)。ここにきて過去一番の衝動を経験しました。やはりストレスが最大の誘因のようです。帰宅中には挑戦をやめることさえ頭をよぎりました。なんとか耐えながら帰宅して夕食を作り、ゆっくりと湯船に浸かることで衝動は消えました。

ストレスを引き金にして、過去の習慣回路が自動的に発火する。出口の行動を1つ持っていれば抜けられる。湯船、夕食作り、散歩、運動。

2週目に「達成感より、無気力」が来る

2週目に入って身体は楽になっている。ポルノを見ない日が続いている。それでも、爽快感ではなく空虚な気分がやってくる人がいる。

11日目の投稿。

気付けば11日。なんか、そんなんもどうでもいいかも…。達成感よりも強い無気力がある。前ならここで1発元気出すためにポルノを見ていたんだけど、そんな気にもなれない。ただの中毒状態だったとはいえ、あんなにも楽しく見てたものが今や見たくないし、見ようと思えない虚無感はあるかも。

ドーパミン感度の問題が裏にある。

脳はインターネットポルノの強い刺激に合わせて、ドーパミン受容体の感度を下げて適応していた。視聴をやめると、強い刺激が消える。日常の小さな楽しみを感じる回路はまだ戻っていない。

結果、「ポルノは見たくない、けど日常も色褪せて見える」という時期に入る。3〜4週間で少しずつ戻ってくる。

ここを知らずに「やっぱり禁欲しても何もいいことがない」と判断すると、リセットして同じ場所に戻ってくる。

「ちょっとだけ」で崩れる

11日目の別の投稿。

禁欲ってのは習字みたいなもの。途中までいくら綺麗に書くことができても、次の一画でやろうと思えば簡単にぐちゃぐちゃにできてしまう。それが起こりやすいのがリセットしてから数週間以内なんだと思う。

少し見るだけ、と思って開いた1枚が、報酬系を動かす。

依存研究では「呼び水(priming)」と呼ばれている現象だ。少量の刺激を受けた直後の脳は、その対象への渇望が一気に高まる状態になる。アルコール、薬物、行動依存、どれでも同じ構造が確認されている。

12日目の投稿。

悔しい。やはり崩れるのは一瞬だ。でも伏線はあった。初めの1週間と比べると明らかにエ口要素が目に入る機会が増えた(主にYoutubeからだが)。制御できているつもりだったけどそうではなかったようだ。

崩れた人の振り返りは、だいたい環境側の話で終わる。スクリーンタイムでアプリを制限する、SNSアプリを削除する、設定権限を別の人に持ってもらう。2週目までに環境側を1つでも動かしている人は、3週目以降に続きやすい。

ポルノ断ちと、射精をしないこと

12日目の投稿。

ポルノ禁とオナ禁を並行するから失敗するんじゃないかという仮説。このふたつは関連してるようで全然別のことだと思う。

仮説というより、メカニズムが違う。

ポルノ視聴をやめることと、射精を一切しないことでは、回復に効くのは主に前者だ。両方を同時にやろうとして、後者で躓いて前者まで諦める、というルートで失敗する人が2週目あたりに増える。

詳しい違いは「オナ禁の本当の効果」、テストステロンの神話については「オナ禁でテストステロンが増えるという幻想」に書いた。

まとめ

QuitMateのデータでは、2週間を越えた人の約86%が3週間まで続いている。

2週間で動くもの。眠りの質、だるさ、衝動の出方、無気力の波。どれも派手な変化ではない。

13日目の投稿の続きにこうあった。

単に睡眠習慣が整っただけかもしれませんが、変化を実感できるのは嬉しいものです。

3週目以降に何が起きるかは「禁欲3週間〜1ヶ月の効果と「3週目の壁」」、3ヶ月から1年の長期的な変化は「禁欲の効果はすごい!3ヶ月〜1年で起きること」にまとめた。

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