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孤独と依存症の意外な関係:ラットパーク実験が教えてくれたこと

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ポイント: モルヒネ中毒のネズミも、仲間と楽しい環境があれば薬を選ばなかった。依存に打ち勝つのは「つながり」だ。

ラットパーク実験とは? 〜依存症の根本原因に迫る〜

昔の実験では、ネズミをひとりきりのケージに入れて、

  • 普通の水
  • 甘いモルヒネ水

を選ばせていました。孤独なネズミはモルヒネ水を延々と飲み続け、中毒に。

その実験について心理学者ブルース・アレクサンダーはこう考えました:
「実は薬のせいじゃなく、ケージに一匹で閉じ込められたからでは?」

そこで、広くて遊び道具があり、仲間もいる“ラットパーク”を作成。
同じように2本の水を置いて観察しました。

ラットパークのイメージ

驚きの結果:環境が依存行動を変えた

  • 孤独なケージのネズミ → モルヒネ水ばかり
  • ラットパークのネズミ → 最初だけ味見して、あとは普通の水

すでに中毒になっていたネズミですら、ラットパークに移したら麻薬をやめました。
逆に、ラットパークから孤独なケージに戻すと、再び薬に手を出しました。

環境が行動を変えた。薬そのものよりも。

依存症と孤独の関係:人間にも当てはまる?

人も、孤独を感じているときは、酒やギャンブル、スマホなど「すぐに楽になれるもの」に頼りがちです。
でも、誰かとゆるくつながっているだけで、心の負担はずいぶん軽くなります。

実際、社会的な孤立は依存症のリスクを高めるという研究が数多くあります。
逆に、仲間や家族、ピアサポートの存在は、回復を力強く後押しします。

ジャーナリストのヨハン・ハリはこう言いました:

「依存症の反対は“つながり”だ」

つながりの力

QuitMateとは? オンラインの「ラットパーク」を目指して

もしネット上に、誰にも否定されず、ちょっと愚痴ったり応援しあったりできる場所があったら?

それがQuitMateです。

  • 不安や失敗も気軽に投稿できる
  • 他人の投稿に👍やコメントで応援できる
  • 他の人のマイルストーンを見て、自分もやってみようと思える

ほんの小さなやり取りが、「一人じゃない」と思えるきっかけになり、依存症の回復を支えてくれます。

つながりの力で、依存から自由になる

もし今、心の中で「このままじゃまずい」と思っているなら、
ぜひQuitMateをのぞいてみてください。

あなたの気持ちに共感してくれる誰かが、きっといます。

つながりの力で、依存症のケージから出よう。私たちと一緒に。